私のお気に入りの野菜直売所は朝7時30分に開店だが、7時には人が並んでいる。20人から多い時には100人近く並んでいる。開店と同時に人がワーッと入り、たくさんあった店内の野菜や花が瞬く間になくなってしまうが、近くの農家の人たちが次々に運んできて下さる。真っ赤なトマト、少し曲がっているけど瑞々しいきゅうり、ピッカピカのなすなど今年の夏も箱いっぱいに買うことが出来た。「ここは土地の水がいいから野菜がおいしい。」と言っていた人がいたが、その言葉にふと思った。

私は岐阜県から外に出て暮らしたことはない。ここで生まれ、当たり前のようにここの水を飲んで育ち、この水を使って子供を育てた。野菜は母が畑で作ってくれたものを料理して食べている。その子供が進学の為に岐阜を離れた。時折帰ってくると「岐阜の水はうまい。」と言って、蛇口から勢いよくコップに水を汲んでゴクゴクと飲んでいる。スーパーで買うトマトやきゅうりはまるかじりしてもおいしくないと言う。知らず知らずのうちに岐阜の水で身体が出来てしまっているようだ。

先日、テレビの旅番組で大垣の水の特集がやっていた。こんこんと湧き出てくる水は、見ているだけでもおいしそうだった。名古屋から軽自動車にポリタンクをいっぱい詰め込み、水を汲み、煮炊きに使うために毎週通っているという人がいたが、ご苦労様なことだと思った。


水に不自由することなく生活できていることをありがたく思う。ありがとう。岐阜の水。

 

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