新年のご挨拶
力を合わせて、コロナ禍を乗り越えましょう!
2020年はコロナに翻弄された1年でした。人類の歴史においても重要な1年として記録されるに違いありません。そして、年が明けた2021年も私たちは第3波の真っただ中にいます。
コロナは私たちに、10年ごとに襲ってくる新興ウイルス対策の重要性、経済の脆弱性、日本のIT化の遅れ、そして将来を的確に見据えたぶれない中長期プランの重要性を教えてくれました。それとともに新たな技術革新や新たな考え方、新たな生活様式を誘発し、一人一人の国民が自覚して正しく行動し、皆で力を合わせればどんな苦難も乗り越えることができるということも教えてくれました。
養老整形外科クリニックでは、たとえ無症状のコロナ感染者が来院されても他人に感染させない安全な環境を提供するため、朝の風除室の開放を中止し、センサーによる体温測定を行い、診察を完全予約制に移行しました。また、早期から院内全ての場所で二酸化炭素濃度を定期的にモニターし、コロナ感染予防に有効とされる800ppmを常に下回る換気を継続しました。冬場で窓の継続的な開放が困難となると、コロナ予防のエビデンスのある低濃度オゾンを院内4か所で発生させ、診療後は高濃度オゾンによる消毒を行っているところです。
しかしながら、これらの対策は一人一人の患者さんが、マスクの着用と体調管理、3密を避け、手指消毒を励行するなど、本来期待される感染予防策をしっかりと守っていただいて初めて有効となるものです。一人一人の患者さんのご協力に心から感謝しつつ、コロナ時代の安全で快適な診療を続けてまいります。引き続き、力を合わせてコロナ禍を乗り越えていきましょう。
[骨粗しょう症・スポーツ障害・認知症]
養老整形外科クリニック 【院長】【石井光一】