足がつる(こむら返り)
足がつる(こむら返り)・・とは、ふくらはぎや足の筋肉が突然強く収縮し、痛みを伴う状態です。こむら返りの「こむら」とはすねの裏側、つまりふくらはぎのことを言います。大半がふくらはぎで起きやすいですが、足の裏や指、すねや太ももなど他の部位でも起こります。
足がつる(こむら返り)直接的な原因は、筋疲労により神経から筋肉への収縮の指示がうまく伝わらず、血行が悪化して体のイオンバランスが崩れて筋肉からの神経信号がうまく出なくなることによって引き起こされます。
今回は寝ているときにあしがつる!に着目してみました。
【寝ているときに足がつる原因とは】
長時間同じ体制を保つことによる血行不良
寝ているときは体が長時間同じ姿勢を保つことが多く、これにより血行が悪くなります。特に足の筋肉は心臓から遠いため血液の循環が滞りやすく筋肉が酸素や栄養を十分に受け取れなくなることがあります。
冷えによる血行不良
寝ているときは体温が低下し、血管が収縮するため、筋肉が冷えやすくなります。
水分不足
特にカルシウムとマグネシウムの不足が大きな影響を与えると考えられています
【予防策】
水分補給・・就寝前にコップ1杯の水分を摂る
身体に合った寝具選び・・硬すぎず柔らかすぎず自分に合った寝具を選択する
寝る前のストレッチ・・体が温まりゆっくりとリラックスした状態で行う
などがあげられます
ちょっとした工夫や対策で安眠に繋がると良いですねZZZ・・・
[骨粗しょう症・スポーツ障害・認知症]
養老整形外科クリニック 【健康運動指導士】【天野】