骨粗鬆症学会に参加して
先日、神戸へ骨粗鬆症学会に参加してきました。当院では骨粗鬆症に力を入れており、9名の骨粗鬆症マネージャーがいます。
今回学会の中で、骨折を繰り返した患者さんのお話が聞けたので紹介します。
2018年2月駐車場でつまずき肋骨を骨折し、その翌月に雨で転倒し左くるぶしを骨折。さらにその3日後、松葉杖を使用しながら通院中にしりもちをついて椎体の圧迫骨折を経験しました。3度目の骨折で初めて骨粗鬆症だと診断されました。2ヶ月で3度の骨折をした患者さんは身体的、心理的にとても辛い経験だったと分かり、そのような患者さんを増やしてはいけないと思いました。
一度骨折した後に適切な医療ケアを受けていれば、もっと早く骨粗鬆症の検査を受けていればと患者さんも悔やんでいました。
みなさんも自分は大丈夫だと思っていませんか?骨密度検査は骨の健康を知る上で重要な手がかりです。一度も検査を受けたことがない方はぜひ受けてみましょう。