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牛乳にする? それとも 豆乳にする? その2

「牛乳にする? それとも 豆乳にする?」
と聞かれたら、「それぞれの栄養成分を知ったうえで、目的によって使い分けましょう‼」とお伝えしました。

牛乳はカルシウムが豊富なので骨粗鬆症の予防・治療を目的としている方に、また豆乳は悪玉コレステロールがないので脂質異常症が心配な方にお勧めしました。では、骨粗鬆症も脂質異常症も両方とも心配な方はどうしたらいいのでしょう?

実は強い味方がいるんです‼ それは「スキムミルク」

60歳以上の方は「脱脂粉乳」の方がわかりやすいかもしれません。あまり良いイメージがないかもしれませんが、お悩み解消食材なんです。

牛乳や豆乳と栄養素を比較した表を見てください(表1参照)


スキムミルクは、牛乳から脂肪分と水分を除いたものです。そのため、気になるコレステロールは減り、必要なカルシウムはそのまま残っています。

粉末なので牛乳より保存もききます。規定量の水に溶かして飲むのもいいですが、豆乳に混ぜるものお勧めです。また、牛乳の「におい」が気になる場合は、お椀によそったお味噌汁に入れたり、卵焼きやハンバーグなどに混ぜてしまうのもいいでしょう。

自分に合った方法で、無理なくカルシウムをとりましょう。 

続けることが大切です!!

[骨粗しょう症・スポーツ障害・認知症]
養老整形外科クリニック 【管理栄養士】【水谷】