「テリボン」自己注射
先日、オンラインにて「テリボン」の自己注射指導の講演会を看護師5名で聞きました。指導するポイントやモチベーションを高める方法など、指導するうえでとても参考になる内容でした。
「テリボン」とは、骨折の危険性の高い骨粗鬆症の治療薬です。骨を作る「骨芽細胞」の働きを高めて、新しい骨を作り出す注射薬です。テリボンには週2回の「自己注射」と週に1回の「通院注射」があります。投与は24か月間(104週)までです。長いと感じるかも知れませんが、一生に一度だけ受けれる治療です。費用は割高ですが、その分効果は期待できます。
自己注射と聞くと、最初は驚かれますが、実際に始めてみると抵抗感なく慣れていく方も多いです。
自己注射の針は針カバーで覆われており、目で見ることも手で触れることもなく、針の取り付けも不要です。針もとても細いですし、操作はキャップを外して皮膚に押し当てるだけです。
私達スタッフも、患者さんにまず治療を理解してもらい、注射に対する恐怖心を取り除けるように努めていきます。当院には骨粗鬆症マネージャーが7名おりますし、治療を継続できるようにスタッフ一同サポートしていきます。
[骨粗しょう症・スポーツ障害・認知症]
養老整形外科クリニック 【骨粗鬆症マネージャー】【名字】